障害年金の障害認定日とは

2019/10/24 ブログ
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こんばんは。社会保険労務士の藤ヶ谷由里です。

今日は、「障害認定日」についてまとめてみたいと思います。

「障害認定日」とは、障害の程度の認定を行うべき日をいい、請求する傷病の初診日から起算して1年6ヵ月を経過した日又は1年6ヵ月以内にその傷病が治った場合においては、その治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含みます。)をいいます。

それから、「傷病が治った場合」とは、器質的欠損若しくは変形又は機能障害を残している場合は、医学的に傷病が治ったとき、又は、その症状が安定し、長期にわたってその疾病の固定性が認められ、医療効果が期待し得ない状態に至った場合をいいます。

ただし、下記のように特例として、初診日から1年6ヵ月経過するより前の日を障害認定日として障害の程度を判断する場合があります。

***********障害認定日の特例***********

下記の日が初診日から1年6ヵ月経過するより前にあるときはその日が認定日とされます。

・ 喉頭全摘出の場合 → 全摘出した日

・ 人工骨頭又は人工関節を挿入置換した場合 → 挿入置換した日

・ 切断又は離断による肢体障害 → 原則として切断又は離断した日 (障害手当金の場合は、創面が治ゆした日)

・ 脳血管障害による機能障害 → 初診日より6ヵ月経過した日以後に、医学的観点から、それ以上の機能回復がほとんど望めないと認められるとき

・ 神経系の障害で、現在の医学では根本的治療方法がない疾病 → 今後の回復は期待できず、初診日から6ヶ月経過した日以後において気管切開下での人工呼吸器(レスピレーター)使用、胃ろう等の恒久的な措置が行われており、日常の用を弁ずることができない状態であると認められるとき

・ 在宅酸素療法を行っている場合 → 在宅酸素療法を開始した日

・ 人工透析 → 人工透析を初めて受けた日から3ヶ月を経過した日

・ 心臓ペースメーカー、又はICD(植込み型除細動器)、又は人工弁を装着した場合 → 装着した日

・ 人工肛門造設、尿路変更術 → 造設日、変更術を行った日から起算して6ヵ月が経過した日

・ 新膀胱造設 → 造設日

・ 人工肛門を造設し、かつ、新膀胱を造設した場合 → 人工肛門を造設した日から起算して6ヵ月を経過した日又は新膀胱を造設した日のいずれか遅い日

・ 人工肛門を造設し、かつ、尿路変更術を施した場合 → 人工肛門を造設した日又は尿路変更術を施した日のいずれか遅い日から起算して6ヶ月経過した日

・ 人工肛門を造設し、かつ、完全排尿障害状態にある場合 → 人工肛門を造設した日又は完全排尿障害状態に至った日のいずれか遅い日から起算して6ヵ月経過した日

・ 遷延性植物状態 → 障害状態に至った日から起算して3ヶ月を経過した日以降に、医学的観点から、機能回復がほとんど望めないと認められるとき

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