障害年金 | 筋ジストロフィー その1
筋ジストロフィーは、筋肉の破壊により起こる病気です。骨格筋の筋力低下によって運動機能障害が起こることが主な症状ですが、呼吸機能、心機能などにも障害をもたらす場合があります。
もしも、あなたや、あなたのご家族様が、筋ジストロフィーによる障害で日常生活を送る上で不自由がありましたら、障害年金の請求を検討することをお勧めします。
しかしながら、筋ジストロフィーの方全てが、障害年金を受給できるわけではありません。
では、筋ジストロフィーで障害年金を請求するにはどんな点に注意すればいいのでしょうか?…ぜひとも知っておいていただきたいことを解説していきたいと思います。
1. 筋ジストロフィーとは?
2. 筋ジストロフィーで障害年金を請求する前に確認しておくこと
3. 筋ジストロフィーで障害年金が受けられる症状の目安は?
4. 筋ジストロフィーで障害年金請求する時に注意してほしいこと
5. よくあるお問い合わせ
<1.筋ジストロフィーとは?>
筋ジストロフィーで障害年金を請求するのなら、先ず筋ジストロフィーという病気についてよく知っておくことが大切です。
ご自分の病気と向き合うことは今後の治療にも役立ちますし障害年金請求においては病状の申し立て(病歴就労状況等申立書に記入)をするのに役立ちます。
筋ジストロフィーとは、遺伝子変異によって筋肉に必要なタンパク質がうまく作れなくなり筋肉が徐々に弱くなっていく遺伝性の病気です。小児慢性特定疾患ならびに指定難病に指定されています。
さまざまな種類があり、それぞれ発症年齢や症状遺伝子の特徴などが異なります。
筋ジストロフィーの初期に出る症状や時期、部位、進行の程度などは種類によって異なりますが、共通する症状は筋力低下と運動機能障害です。
又、筋肉は運動機能以外にも、心臓や呼吸器、消化器官などの内臓機能に対して重要な役割をもっているため、筋力の低下に伴って、呼吸や嚥下、心臓、消化機能などに影響がみられる場合もあります。
この他、知的障害や発達障害、眼症状、難聴も一部の筋ジストロフィーで見られます。
なお、このような機能障害や合併症は種類によって異なり、合併症の方が運動機能より先に起こることもあります。
続きはブログ『障害年金|その2』をご覧ください!!