障害年金|ポストポリオ その1

2024/10/25 ブログ
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ポストポリオとはPPS、ポリオ後症候群、ポリオ後遅発性筋萎縮症という名称でも呼ばれている傷病です。

幼少期にポリオウイルスに感染した方が大人になってから筋力低下や筋肉・関節の痛み、手足の痺れ、異常な疲れやすさなどの症状が出現するというものです。

もしも、あなたがポストポリオで就労や日常生活に支障が出ているのであれば、障害年金の請求を検討することをお勧めします。

しかしながら、ポストポリオでお困りの方全てが、障害年金を受給できるわけではありません。

では、ポストポリオで障害年金を請求するにはどんな点に注意すればいいのでしょうか?…ぜひとも知っておいていただきたいことを解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.ポストポリオとは?

2.ポストポリオで障害年金を請求する前に確認しておくこと

3.ポストポリオで障害年金が受けられる症状の目安は?

4.ポストポリオで障害年金請求する時に注意してほしいこと

5.よくあるお問い合わせ

<1.ポストポリオとは?>

まず、ポリオとは…ポリオとは、急性灰白髄炎とも呼ばれ、ポリオウイルスの感染によって脊髄前角細胞が侵され、四肢の急性弛緩性麻痺を呈するものです。一般的に抵抗力が弱い乳幼児の罹患率が高く、急性脊髄灰白髄炎、脊髄性小児麻痺とも呼ばれます。

そして、乳幼児期にポリオ罹患したことのある方が機能回復し、40~50代になったときに新たに筋力低下や筋肉の痩せ、筋肉・関節の痛み、手足の痺れや冷感、腰痛、異常な疲れやすさなどの症状が出現することがあり、これをポストポリオ、ポリオ後症候群、PPS、ポリオ後遅発性筋委縮症といいます。

ポストポリオは罹患後しばらくの間は進行しますが、数か月から1年くらいで進行は停止し、かなりの程度に回復されるケースがほとんどです。

しかしながら、障害症状が一生残存してしまう方も見受けられます。

最も典型的な障害症状としては可動域の減退です。炊事や掃除や買い物や車の運転など、日常生活に支障が生じることも多いでしょう。杖や、松葉杖、歩行器、車椅子、電動スクーターなどの補助具が必要な場合もあります。また、就労内容を変更する必要が生じたり、就労が全くできなくなるケースもあります。

続きはブログ『障害年金|ポストポリオ その2』をご覧ください!!