障害年金 | 化学物質過敏症 その1
化学物質過敏症は障害年金認定が困難とされていますが、症状が認められ認定された事例も数多くあります。
もしも、あなたが化学物質過敏症で就労や日常生活に支障が出ているのであれば、障害年金の請求を検討することをお勧めします。
しかしながら、化学物質過敏症でお困りの方全てが、障害年金を受給できるわけではありません。
では、化学物質過敏症で障害年金を請求するにはどんな点に注意すればいいのでしょうか?…ぜひとも知っておいていただきたいことを解説していきたいと思います。
1.化学物質過敏症とは?
2.化学物質過敏症で障害年金を請求する前に確認しておくこと
3.化学物質過敏症の診断所と特有の書類
4.化学物質過敏症で障害年金請求する時に注意してほしいこと
5.よくあるお問い合わせ
<化学物質過敏症とは?>
化学物質過敏症は、ごく微量の化学物質に反応して体調不良をおこす疾病です。発症のきっかけや症状、その度合いについて、個人差が大きいことが特徴です。
この疾病について知る医療従事者は少なく、社会的認知度も低く、発症者の多くに自覚もなく適切な処置によって体調を悪化させてしまうケースが多く見受けられます。
化学物質過敏症は、悪化すると就労や日常生活に困難を及ぼすとともに、周囲の無理解による精神的苦痛や不安感に悩まされたりします。
●化学物質過敏症の原因物質
殺虫剤、防虫剤、除草剤、消臭剤、ペンキ・シンナー、床ワックス、灯油・ガソリン臭、排気ガス、タバコの煙、コールタール・アスファルト臭、漂白剤・洗剤、芳香剤、香水、シャンプー、マニュキア、新しいじゅうたん、新しい寝具、新車の臭い、印刷物類…等
●化学物質過敏症の症状
心臓血管系(胸痛、頻脈性不整脈、徐脈性不整脈、頻脈、等)
皮膚(脱毛症、顔のむくみ、かゆみ、皮膚トラブル、皮膚発疹、発汗、等)
耳(突発性難聴、耳鳴り、等)
目(目の灼熱間、目の炎症、視覚障害、目のかゆみ、涙目、等)
胃腸・消化器系(腹痛、消化不良、吐き気、等)
泌尿器・生殖器系(性欲減退、尿失禁、等)
血液・免疫(感染症にかかりやすい、等)
筋骨格系(足の痛み、関節痛、筋肉痛、筋力低下、等)
神経心理学(不安、緊張、動作のぎこちなさ、うつ、めまい、平衡障害、衰弱、疲労、倦怠感、ボンヤリする、頭痛、言語記憶障害、言語学習能力障害、不眠症、軽度の刺激による異常反応、立ち眩み、抑うつ的気分、知覚障害、パニック障害、体細胞の異常、等)
鼻・口腔・喉頭(嗅覚の変化、顔面圧迫感、かすれ声、嗅覚過敏、かゆみ、鼻炎、後鼻漏、鼻閉塞、臭気・香料過敏症、鼻水、くしゃみ、喉の痛み、鼻や喉の腫れ、等)
気管・気管支・肺(荒い息遣い、咳反射の増加、呼吸器刺激、呼吸困難、息切れ、等)
続きはブログ『障害年金|化学物質過敏症 その2』をご覧ください!!