請求内容は一つ一つ異なり、それぞれ異なった苦労が伴いました

静岡にて障害年金の請求代行している当事務所での認定事例の1部を紹介します。

障害年金の請求手続きは複雑でわかりにくいため慣れていない方にはなかなか難しい手続きでご苦労も多いことでしょう。

ご自分で請求しようと試みても「途中であきらめてしまった」「体調が悪くて手続きに行けなかった」「実際の障害の状態より、低い等級に認定されてしまった」など、不本意で納得できていない方が多いのが現状です。

当事務所が今まで手掛けてきた代行請求も、簡単にできた事例はなかったように思います。一見スムーズに進みそうな事例でも、書類を整えていく中で、何かしらの困難に直面し、それを乗り越えて初めて認定に結びついているのだと思います。

当事務所が代行した認定事例

当事務所が担当した認定事例の一部です。

精神

精神画像
  • うつ病で障害厚生年金2級事後重症認定

    本人もご家族も精神疾患のためどうしていいかわからないと依頼され、うつ病で障害厚生年金2級の認定に至りました。

  • 統合失調症で障害基礎年金2級遡及認定

    知人より依頼があり、知人にご協力いただきながら請求することにより統合失調症でさかのぼって障害基礎年金2級認定に至りました。

  • 交通事故による高次脳機能障害で障害基礎年金2級

    初診日が10年以上前で初診日の特定に苦労しましたが、さかのぼって高次脳機能障害で障害基礎年金2級が認定されました。子の加算もあり、時効にかからない5年分(約500万円)がプラスされて支給されました。

  • 若年性認知症で障害厚生年金2級認定

    病状が進行性であるため、請求のタイミングを見極めて請求し、認知症で障害厚生年金2級の認定に至りました。

  • 発達障害で障害厚生年金3級事後重症認定

    働いていて厚生年金加入中のため、半ば諦めながらも依頼され、就業の様子をしっかり申し立てることによって発達障害で障害厚生年金3級の認定に至りました。

  • 知的障害で20歳前障害2級認定

    最初にご家族が請求したところ不支給決定とされ、諦めきれずに依頼されました。医師に現状をしっかり伝えて診断書の取り直しをし、症状をしっかり申立書に記載して再度請求したところ、知的障害で20歳前障害の障害基礎年金2級の認定に至りました。

  • 脳性麻痺で20歳前障害2級認定

    ご家族が自分で請求することによって、万が一受給できなくなることを心配して依頼されました。療育手帳はB判定でしたが、医師に症状を的確に伝えて診断書の記入を依頼し、症状をしっかり申し立てることにより脳性麻痺で障害基礎年金2級認定に至りました。

  • 双極性障害で障害厚生年金2級認定

    うつ状態の時を中心に診断書に記載いただくことにより双極性障害で障害厚生年金2級に認定されました。

肢体

肢体画像
  • 変形性膝関節症で障害厚生年金3級認定

    両膝に人工関節を挿入したため、当初本人が年金事務所で相談したところ、初診日が20年以上前のため特定が困難で諦めかけていましたが、当事務所に依頼され変形性膝関節症で障害厚生年金3級に認定されました。

  • ALSで障害基礎年金1級遡及認定

    頼りになるお身内がいなかった為ケアマネージャーさんにもご協力いただきながら請求し、ほぼベッドの上での生活である旨詳細に申し立てをすることによって、ALSで障害基礎年金1級に認定されました。

  • パーキンソン病で障害基礎年金2級事後重傷認定

    傷病の特性から、薬が効いている場合と効いていない場合の症状の落差が激しく、担当医のご理解を得て薬が効いていない場合の症状も診断書に記載いただき、なおかつ申し立てをしっかりすることで、パーキンソン病で障害基礎年金2級の認定に至りました。

  • 脊髄炎による両上肢筋力低下と両下肢麻痺により常時車椅子使用で障害基礎年金1級事後重傷請求認定

    最初、ご家族が請求(再審査請求まで)しましたが、初診日の納付要件が満たされないために受給できず、諦めきれずに依頼がありました。当事務所では、担当医と検討をしたうえで、初診日の見直しをし、因果関係を詳細に申し立てすることによって脊髄炎で障害基礎年金2級の認定に至りました。

  • 多発性硬化症で障害厚生年金更新時に2級から3級になったが、審査請求により2級認定維持

    10年以上障害厚生年金2級を受給していましたが、更新時に症状変化がないにもかかわらず3級に降級したため、審査請求の依頼をされました。請求傷病担当医とリハビリ担当医の協力を得て審査請求し、多発性硬化症2級を維持することができました。

  • リウマチにより片膝人工関節挿入で老齢年金障害者特例認定

    老齢年金が受けられる年齢であったため、見込金額の検討をしたところ、老齢年金障害者特例が最も有利であることが確認されました。そのため、障害年金の請求はせずにリウマチで老齢年金の障害者特例を請求し、認定されました。

眼画像
  • 網膜色素変性症で障害基礎年金2級事後重傷認定

    視力障害に加え視野障害も著しく、網膜色素変性症で障害基礎年金2級の認定に至りました。

  • ミトコンドリア病による両視神経萎縮(視力測定不能)で、障害厚生年金1級認定

    ご家族が当初年金事務所に相談しましたが、自信がなかったため依頼され、認定に至りました。

腎臓

  • 慢性腎不全で人工透析開始により、障害基礎年金2級事後重症認定

    年金事務所で手続きすることが体力的に負担が大きいため依頼があり、人工透析により障害基礎年金2級が認定されました。

  • 糖尿病性慢性腎不全(人工透析中)で障害厚生年金2級事後重症認定

    最初ご家族が年金事務所に相談に行くも、初診日の特定が困難で途中で放置していましたが、諦めきれずに依頼されました。初診日の特定に苦労するも、人工透析により障害厚生年金2級の認定に至りました。

言語機能(聴覚など)

  • 喉頭がん(喉頭全摘出)で障害厚生年金2級認定

    最初ご家族が年金事務所に相談に行くも、初診日の特定が困難で途中で放置していましたが、諦めきれずに依頼されました。初診日の特定に苦労するも、喉頭がん(喉頭全摘出)で障害厚生年金2級の認定に至りました。

循環器

  • 突発性拡張型心筋症による植え込み型除細動器移植(ICD)装着で、障害厚生年金3級事後重症認定

    突発性心筋症でICD装着をしましたが、ご本人は書類作成が苦手で手続きに手間取っていたため依頼され、障害厚生年金3級で認定されました。

  • 人工弁装着で障害厚生年金3級認定

    自覚症状はなかったが健康診断で指摘を受けたため、精査の為に受診したところ大動脈弁閉鎖不全症と診断され、初診から半年ほどで人工弁装着術を受けられました。障害年金の請求方法が解らないからと依頼を受け、認定日の特例として装着日を認定日として障害厚生年金3級が認定されました。

  • 拡張型心筋症・心不全によるCRT-D装着で障害厚生年金2級が訴求認定

    拡張型心筋症・心不全によってCRT-Dを装着しましたが装着当時は障害年金の存在を知らずにそのままになっていました。

    知人から障害年金について聞いたため、自分では何をどうやっていいのか解らないからとからと代行依頼をされ、CRT-D装着で障害厚生年金2級で2年半遡及認定されました。

  • 大動脈疾患で人工血管を挿入し障害厚生年金3級が認定

    大動脈解離で人工血管を挿入しましたが、障害年金の制度に詳しくなく手続きが不安だからと代行依頼され、大動脈疾患で障害厚生年金3級が認められました。

その他

  • 直腸がん(人工肛門挿入)で障害厚生年金3級認定

    ご本人が日本語が不自由なため依頼され、人工肛門挿入で障害厚生年金3級の認定に至りました。

  • 慢性疲労性症候群で障害厚生年金2級認定

    認定困難事例の1つとされる慢性疲労性症候群でご自分では動くこともできず請求方法も解らず困ってらっしゃいましたが、知人の方からの紹介でご依頼いただくことによって慢性疲労性症候群で障害厚生年金2級に認定されました。